札幌市民の皆様へ

札幌市ACSネットワークからのおしらせ

ACSネットワークの各当番病院は札幌市の救急隊が搬送する急性心疾患の症状を有する患者さんを速やかに受け入れています。胸痛、胸の重苦しさ、突然の呼吸困難や息苦しさなどがあればまずは119番しましよう。急性心疾患では一刻も早く治療を開始することこそが大切たからです。

急性冠症候群(ACS)とは

急性冠症候群(ACS)についてKKR札幌医療センター循環器内科の神垣光徳医師が分かりやすく解説しています。
ここをクリックしてください。

5年ぶりに「市民フォーラム心臓救急2023」を開催しました。

2023/12/2

新型コロナ・インフルエンザの感染状況からWEB開催となりましたが、多くの方にご視聴いただきました。 誠にありがとうございました。

「救急安心センターさっぽろ」をご存知ですか?

救急の相談や急病の際に受診可能な医療機関を知ることができます。

「さぽーとほっと基金」にACSネットワークがとりあげられました。

2012/07/09
銀の知恵呼吸困難や息苦しさなどがあればまずは119番しましよう。急性心疾患では一刻も早く治療を開始することこそが大切だからです。

救急車から搬送病院への心電図伝送が始まりました

2012/06/25
札幌市ACSネットワークでは、札幌市消防局と協働で2012年6月25日(月)より、循環器疾患の死亡率をより少なくするため、ACS参画病院等の循環器病院へ救急車が搬送中に詳細な心電図波形の伝送を始めます。
急性心筋梗塞などといった、急性冠症候群の治療の基本は、冠動脈が完全に閉塞していない場合には閉塞を未然に防き、閉塞している場合にはできるだけ早く血流を再開することです(再灌流療法といいます)。治療の成否はどれだけ冠動脈の閉塞時間を短くし、心筋の障害を少なくできるかにかかっています。
完全閉塞が1時間を過きると、再灌流が15分間遅れるごとに死亡率が上昇します。冠動脈の閉塞時間短縮のためには、救急車が病院到着後、速やかに病院で治療を行う必要があります。
そのため、救急車が病院に到着する前から、冠動脈の閉塞箇所の特定に有効な12誘導心電図波形を、医師に対して伝送を行うことで、治療に携わる医師は事前に閉塞箇所を予測して、手術室の準備や、処置チームの召集を行うことが可能となり、治療時間の短縮を図られるため、循環器疾患死亡率や後遺症を低減させることが可能となります。
今後、救急車から搬送病院への心電図伝送が始まるにあたり、救急車内では12誘導心電図波形の伝送実施のため、胸に心電図用のシールを10枚貼らせていただきますので、救急隊による心電図測定に、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

誰もが救命処置できるようになりました。

AED(自動体外式除細動器)で救える命があります。
もし、意識を失って倒れている人を見かけたら、あなたはどうしますか?
たとえ心肺が停止していても、AEDがあれば、あなたの力で救命することができます。
国内における病院外での心臓突然死は非常に多く、その7~8割が心室細動と呼ばれる突然の不整脈で、心臓が痙攣し全身に送血できない危険な状態です。心臓が痙攣すると心肺停止状態になり、そのまま10分間放置されると生存退院率が数%になります。
救命率を上げるには、その場に居合わせた人が心臓の痙攣を止めて心肺蘇生法を行うことが不可欠なのです。
AED(Automated External Defi brillator)は『自動体外式除細動器』のことで、除細動とは細動(痙攣)を除くという意味。電気ショックで心臓の痙攣を止める医療機器です。
誰もが救急現場で簡単に操作できるように作られています。AEDの使い方を知っていると、「もしもの時」に役立ちます。
札幌市防災協会で救命講習会の申し込みを受け付けていますので、ぜひ受講しましょう。
またAEDの詳細については札幌市消防局サイトが有用です。
札幌市のAEDの解説ページへのリンクはここをクリック。

ACSネットワーク市民フォーラム・市民公開講座一覧

第10回札幌市ACSネットワーク市民フォーラム 2018/11/4(日)


第9回札幌市ACSネットワーク市民フォーラム 2017/10/29(日)


第8回札幌市ACSネットワーク市民フォーラム 2016/10/9(日)


第7回札幌市ACSネットワーク市民フォーラム 2015/10/18(日)


第6回札幌市ACSネットワーク市民フォーラム 2014/11/24(月・祝)


第5回札幌市ACSネットワーク市民フォーラム 2013/11/23(土)


第4回札幌市ACSネットワーク市民フォーラム 2012/ 09/ 22(土)


第4回札幌市市民公開講座 2012/02/25(土)


第3回札幌市市民公開講座 2011/03/26(土)


第103回日本循環器学会北海道地方会 市民フォーラム
心臓救急~現場からの提言~ 2010/6/19 (土)
〔共催〕 第103回日本循環器学会北海道地方会/札幌市ACSネットワーク/さっぽろ循環器懇話会
〔後援〕 北海道/札幌市/札幌市医師会/札幌市医師会西区支部/北海道心臓協会/北海道新聞社

プログラム
1.基調講演 心臓救急:首都1200万人の命を預かる現場からの提言
東京都CCU連絡協議会 会長
榊原記念病院 副院長   高山 守正
2.経験談-心室細動からの生還
きむら内科循環器科クリニック 木村 謙一
3.札幌市における救急業務の現状と取り組み
札幌市消防局救急指導係 消防司令 伊藤 幹
4.札幌市の急性心筋梗塞の実態とACSネットワークの立ち上げ
手稲渓仁会病院循環器内科部長 村上 弘則
5.行政・北海道の立場から
北海道保健福祉部健康安全局医療参事 山口 亮

運営事務局

名称 札幌市ACSネットワーク事務局
設立 2010年4月1日
住所 〒003-0809 札幌市白石区菊水9条3丁目1-17
連絡先 Tel (011) 788-3046 Fax (011) 788-3045

2023年参加病院(順不同)

現在 札幌市を4地区に分けて毎日4病院が当番病院となり、従来の呼吸器・循環器2次救急の当番病院とあわせて5病院が札幌市民の循環器急性疾患をカバーしております。

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